今日は本数が少なく内容も薄めですが、注目記事に据えたGoTo&JATAの大手優遇批判は、海外メディアで読むことになるとは思ってなく驚きました。JATAの「年会費が従業員数で変化するから大手に活動の重点を置くのは当然」という主張は一定程度理解できつつも、そうした批判や不満に対してしっかり向き合おうという姿勢を感じたことはほとんどありません。

観光は裾野の広い産業だとJATAもよく発信していますが、旅行業の中でも裾野は広いわけです。ANTAはANTAで特殊な世界で、特に海外旅行を主軸としてきたような中小旅行会社の声が社会に届けられているとは言えず、第三極の団体を、と望む声はありますが具体的な話は聞いたことがありません。

コロナによる(大手を含めた)淘汰の先に業界がどうあるべきなのか、真剣に考えるタイミングなのではないかと思います。