コロナ禍にも関わらず、米国とカナダで航空会社の新設が相次いでいる。海外業界誌Travel Off Pathによると、米国ではアベロエアラインズ(Avelo Airlines)が4月28日から、ブリーズエアウェイズ(Breeze Airways)が今後数ヶ月のうちに運航開始を予定している。

 これら2社の特徴は創業者の経験が豊富な点で、アベロはアレジアントエアの共同創業者でかつユナイテッド航空のCFOも務めたアンドリュー・レヴィ氏が立ち上げ。一方、ブリーズはウェストジェットなど複数の航空会社を創業したデイヴィッド・ニールマン氏による新たな挑戦だ。

 アベロはハリウッド・バーバンク空港を拠点にLCCモデルで、ブリーズはソルトレイクシティを拠点に非主要デスティネーションへの路線開設を狙う。(※ブリーズは客室乗務員の求人がユニークだと話題にも)

 さらにAirlineGeeksによると、カナダではコネクトエアラインズ(Connect Airlines)が今年後半の就航を計画。こちらはDASH8の機材を使い、トロントのビリービショップ空港をベースに米国の北東/中西部への路線展開を計画している。

※記事中では各社の事業計画なども説明されている