USAトゥデイやロイターなどの報道によると、米CDCが船会社に対し感染対策が取れていれば7月以降のクルーズ運航を認めると伝えた。

乗組員の98%と乗客の95%がワクチン接種を完了していれば、当初必要としていた事前の試験航海を不要にし、試験航海が必要な場合も早急に対応するなど7月までの再開を実現できるよう措置をとることも約束した。

CDCは昨年10月に条件付きでの運航再開を目指す方針を示したがそこから前に進まず、船会社やクルーズ需要の大きな地域などで不満の声が高まっていたところ。

特に最近は全米でワクチン接種が順調に進み旅行需要が急速に回復する中で、なぜ航空や鉄道は運航できてクルーズのみが認められないのかと反発が大きくなり、米国外への配船を決定したり、フロリダ州がCDCを提訴したりするなどの動きにも繋がっていた。