Lodging Econometricsの最新のレポートによると、第1四半期末の集計で、欧州内で計画されているホテルの建設プロジェクトは前年比5%増の1928件となったほか、客室数も6%増の31万523室となり、特に客室数は過去最高となるなど堅調な結果となった。

建設中のプロジェクトは1007件16.4万室で、15%増となった。12ヶ月以内の開始予定は482件7.5万室でこちらもわずかに前年を上回ったが、計画初期段階のプロジェクトは439件7.1万室で前年を下回った。

国別では英国が371件5.6万室で最多となり、ついでドイツが295件5.4万室、フランスが177件2.1万室、ポルトガルが130件1.6万室、ポーランドが95件1.4万室などとなった。都市別ではロンドン、デュッセルドルフ、パリ、リスボン、イスタンブールなどの順。

会社別ではアコーが276件4万室、マリオットが225件3.7万室、ヒルトンが215件3.3万室、IHGが154件2.4万室などであった。