エミレーツがIATAの新決済手段を導入、銀行口座から直接支払い可能に
FUTURE TRAVEL EXPERIENCEなどによると、エミレーツ航空が銀行口座から直接支払って航空券を購入できる新しい決済手段を導入した。国際航空運送協会(IATA)が開発した「IATAペイ」の仕組みで、航空会社にとってはクレジットカードの決済手数料を回避することができ、クレジットカードのような不正利用も避けられることが強み。
エミレーツはドイツと英国で運用を開始しており、同社ウェブサイト上であれば、クレジットカードやデビットカードがなくても銀行口座から決済して購入できる。
IATAペイはIATAが以前から開発を進めていたもので、これまでのテストではキャセイパシフィック航空やスカンジナビア航空も参画していた。IATAとしては今後、他地域での展開にも取り組むと見られる。