国際航空運送協会(IATA)によると、サウジアラビアが国として初めてIATAトラベルパスの導入を決定した。まずは9月30日から検査結果の確認のために使用し、追ってワクチンパスポートとしても活用していく。
サウジアラビアに到着、または出発する旅客はIATAトラベルパスか、同国独自のアプリ「Tawakkalna」を利用可能だ。
またIATAは8月19日、欧州の「Digital COVID Certificate」と英国の「NHS COVID Pass」についてもIATAトラベルパスに格納可能になったと発表。ワクチン接種の情報をアプリ内で管理でき、航空会社とのやり取りや出入国管理の場で利用可能になるという。
なお、China Travel Newsによると、現在IATAトラベルパスをテストしている、またはしようとしている航空会社の数は70を超えたという。