TheMayor.euによると、ヘルシンキ市は「フードツーリズム」のデスティネーションとして旅行需要の喚起を目指す。世界的に食を目的にした旅行の意欲が高まっていることに加え、通年での需要を期待できることもメリットと判断しているとのこと。

具体的には、すでに営業ライセンス取得の容易化などに取り組んでいるほか、料理人たちが国内外のコンテストに参加することも奨励し、その活躍を通してフィンランドへの注目向上を狙う。

ヘルシンキでは、最近「Finnjävel Salonki」が市内7軒目のミシュラン星付きレストランとなったほか、フィンランドの「Metsäravintola Nielu」も国内のコンペティションで優勝したという。

なお、同じ北欧ではデンマークのレストラン「noma(ノーマ)」が世界一のレストランとして称賛され、映画が日本で公開されるまでになっている。