Reutersによると、全米ビジネス航空協会(NBAA)などの業界団体が2050年までに温室効果ガスを「ネットゼロ」とする目標を掲げた。

商用航空の分野では、今月はじめに国際航空運送協会(IATA)が同じ目標を掲げており、ビジネスジェット業界もこれに続いた形となる。

ビジネスジェットは乗客1人あたりの排出量が一般的な旅客機よりも多いことから、環境負荷の観点で対策を求める声も高まっている。

今回のNBAAなどの決定は、ラスベガスで開催されたビジネスジェットの展示会に合わせて発表されたもの。展示会に参加したバイヤーも燃料効率やオフセットについて意識していたという一方、環境問題を理由に購入を延期する例は見られなかったという。