Travel Weeklyによると、ノルウェージャンクルーズラインホールディングスCFOがこのほど、キャビンの稼働率を上げるために料金を安くするような戦略はグループ全体で取らないことを強調した。長期的なブランド価値を守るためで、「稼働率の観点だけで安い乗客を追いかけることはしない」という。

CEOも同様に、リーマンショックの際に値下げをした会社はイールドの回復に何年もかかり、会社によってはいまだに以前の水準を取り戻せていないとして、長期的な料金水準の保全を重視する姿勢を示した。今後受納するプリマクラスなどの新造船でも、上級クラスのキャビンを増加するという。