Travel Pulseによると、ウォルト・ディズニー・カンパニーがスポーツ賭博のビジネスに意欲を示している。先月の決算説明会でCEOが明かしたという。
同社はスポーツ専門チャンネル「ESPN」を傘下に持っており、この放送ネットワークやウェブサイト、ポッドキャストなどのメディアを通してスポーツ賭博ビジネスを手掛けたい考え。米国ではスポーツ賭博を合法化する州が増えており、人気も高まっているとのこと。
ディズニーはこれまでファミリー層をコアターゲットとする企業イメージを打ち出し賭博には厳しい姿勢を取っており、ディズニークルーズの船内にもカジノを設置していないほか、少なくとも数年前にはウォルト・ディズニー・ワールド内のWiFiで賭博に関わるコンテンツのあるウェブサイトがブロックされていたという。
賭博事業への進出がディズニーブランドを毀損する可能性が懸念されるが、CEOは調査や研究を重ねた結果としてディズニーブランドには何ら影響なしと見ていると強調した。