Travel Weeklyによると、旅行観光産業における使い捨てプラスチックの削減を目指す「グローバル・ツーリズム・プラスチック・イニシアチブ」がこのほど初の年次会合を開催し、参画企業の取組状況を報告した。

昨年7月に発足した同グループの初期メンバーにはアコーやクラブメッド、香港上海ホテルズ、イベロスター、メルコ、シックスセンシズなどが名を連ねており、各社は2020年に合計で合計1億個を越えるプラスチック製品や包装を削減し、重量では合計約804トンに達したという。例えば2030年までにゴミを出さないリゾートとなる目標を掲げるメルコは昨年12月に客室へ水の補充システムを導入。年間1480万本のペットボトル削減に繋がるという。

これまでに新たに21社・団体が加わり、全体の数は113に増加した。