TTGによると、最近英国の旅行会社を対象に実施した調査のなかで、現在直面している問題として最も多く挙げられたのはサプライヤーとのコミュニケーションが難しくなっていることで回答者全体の半数以上が経験しているという。

具体的には、長い待ち時間や相手側のスタッフ不足、さらに知識不足も報告されているといい、ある例では相手がサプライヤーの航空券担当であるにも関わらずカンタス航空とエミレーツ航空がコードシェアをしていることを知らないばかりか、カンタス航空がどこの航空会社かも知らなかったとのこと。

また、電話も以前は5分から10分で済んでいたものが3日も待たされたり、1時間半待って繋がったと思ったら3日以内に別の人間から折り返すと言われたりし、メールの返信も遅く業務に支障が出ている状況。電話回線の問題もあり新規予約の受注にも影響が出ているという。