BUSINESS TRAVEL NEWSによると、短期賃貸サービスを提供するSonder Holdingsはリストラの一環として社員の21%と現場スタッフ7%を解雇したと発表した。

Sonderは今年1月にSPAC経由で上場したばかりで、今回の決定についても株式市場がキャッシュフロー重視の方向へ転換していることを受けたものと説明している。

同社幹部は今後の旅行需要回復には楽観的としており、第2四半期のRevPARも第1四半期の117ドルから160ドルへと大きく上昇していると報告しているという。

なお、PhocusWireによると、旅行観光産業ではSPAC経由での上場が急増してブームとなっていたが現在は沈静化傾向にあり、Sonderの株価もピーク時から80%以上下落。評価額も19億ドルから3.72億ドルに減少したという。PhocusWireの記事では、SPACで上場した他の企業でも同様の例が出ていることを紹介している。