KNT-CTホールディングスが従業員の3分の1と店舗の3分の2を削減し、ホリデイとメイトも廃止するというニュースが発表されました。リストラは残念でなりませんが、これから他の会社でも続いていくでしょう。
コロナによるダメージは決定打であるものの、従来型旅行会社の構造的問題点は私が記者として働き始めた2007年にはすでに積年の課題として言われていました。(JATAの金井耿会長が「崖っぷち」と表現されたのがもはや9年前です。)
本号でも取り上げましたが、HISも旅行への依存を現在の9割から2割に下げる目標を定めています。影響を受ける当事者の皆様のお気持ちを考えると心が強く痛むものの、旅行業界はこれからかつてないほど大きく変化していきます。
そうした中で当サービスもどのように成長できるか(あるいはできないのか)分かりませんが、少しでも皆様が未来を切り拓いていくお役に立てばと願っています。