Routes Onlineによると、タタ・グループの傘下に入ったエア・インディア(AI)は今後数年でインド国内の複数の空港を拠点化していく計画だ。

現在はデリーを第1、ムンバイを第2のハブとして運営しているが、今後数年で「地域内で最大のハブ航空会社(the largest hub carrier in the region)」を目指す。

OAGデータでは、インド国内線の市場でAIは7.6%のシェアで5番目の規模に留まり、インディゴの55.4%、ゴー・ファーストの9.9%、スパイスジェットの9.2%、ヴィスタラの8.4%の後塵を拝している。

また、国際線ネットワークの拡充へコードシェアやインターライン契約を追加していく計画もあるという。こうした取り組みにより、就航都市数を国内では50から200に、海外では75から125に増やしたい考えだ。