HOTEL NEWS RESOURCEによると、米国で国際航空運送協会(IATA)のBSPに相当するAirlines Reporting Corp.(ARC)が集計したデータで、米国の旅行会社が5月に発券した航空券の総額が84億ドルとなり、2020年1月以来初めて80億ドルを突破した。
前年比は135%増で前月比も8%増で、これに対して旅客数は前年比43%増、前月比1%増と運賃の上昇傾向が見て取れる。
傾向としては、夏を前にレジャー系旅行会社が特に好調でTMCやOTAのシェアを奪った。また、国際線の取扱人数は前年比82%増の840万人で、国内線は28%増の1430万人。
なお、ARCの専用ページでは最新の状況についてより詳細なデータが開示されている。