エミレーツ航空は7月18日、機内食用の野菜を生産する世界最大の「垂直農場」が完成したと発表した。

垂直農場は、畑やビニールハウスなどではなく、ビルやコンテナ、倉庫でラックなどを使って垂直的に農作物を育てるもの。ドバイ・アール・マクトゥーム国際空港の近くに3万m2超の施設を設け、年間で1000トンの葉野菜を生産。従来型の農法に比べて使用する水を95%削減できるという。

エミレーツ・フライト・ケータリングは100社超の航空会社と契約している。