Travel Weeklyによると、富裕層向け旅行会社のアバクロンビー&ケントの元で再出発することとなったクリスタルクルーズは2023年夏の運航再開を目指している。まずは地中海と北欧が舞台となる見込み。

すでに業界団体クルーズライン国際協会(CLIA)にも加盟しており、現在はクリスタルシンフォニーとクリスタルセレニティの2隻ともイタリアで大規模な改装を実施中。この過程には、2つのスイートを1つに統合するなどして定員を減らす作業も含まれているという。

なお、クリスタルクルーズは国際セールス担当SVPにシルバーシークルーズの幹部を引き抜いており、これについてロイヤルカリビアンとシルバーシーは同幹部が機密保持と競争避止の契約に違反したとして提訴している