PADDLE your own KANOOによると、KLMオランダ航空は機内などで問題行動を起こして搭乗禁止措置を受けた旅客のリストを全世界的に共有する仕組みを希望している。

コロナ禍のマスク着用義務もあって機内での暴行事件などのトラブルは増加しており、KLMでも平均して1ヶ月あたり5人の搭乗を禁止しているとのこと。

要望は機内サービス担当EVPがコメントしたもので、LCC子会社のトランサヴィアとはそれぞれのリストの共有を開始する方針という。

こうしたいわゆる「no fly list」については米国でもデルタ航空のCEOが要求するなどこれまでも取り沙汰されているが、リストへの登録について統一的で公平な基準を設けることの困難さもあって批判的に捉えられることも多い。