TTG Asiaによると、フィリピン航空が2050年までに炭素排出量を「ネットゼロ」とする目標を掲げた。

フライトと地上の業務を包括的に見直していく考えで、SAF(持続可能な航空燃料)の活用に取り組むほか主要オフィスの使用電力も再生可能エネルギーに切り替えていく。

また、Breaking Travel Newsによると、同様の目標を昨年5月に発表しているシンガポール航空も目標達成に向けてSITAの燃油効率向上テクノロジーを採用。

機械学習によって高精度の気象予報をもとに高度に合わせた上昇スピードを選ぶことで燃油消費を削減するもので、世界のすべての航空会社が同テクノロジーを活用すると毎年560万トンのCO2削減に繋がるという。