The Telegraphによると、1000人以上の弁護士が所属する英国の弁護士事務所Shoosmithsは2025年までに二酸化炭素排出量をネットゼロとする目標に向けて、弁護士が飛行機を利用して出張した際に共同の出張旅費予算から1回あたり200ポンド(約3.4万円)を差し引くことを決めた。

飛行機の利用を完全に止めることが目的ではなく「立ち止まって必要かどうかを考える」ことを目指しており、差し引いた額はネットゼロ化に向けた基金に移す。逆に、エネルギーの使用量を大幅に削減してネットゼロの目標達成に貢献したスタッフには特別ボーナスも支給するという。

5月に就任したCEOは、会社の成功は儲けだけでなく「クライアントと自社、そして地域社会にとって良い影響を与えること」によっても計るべきとの考えを示している。