Skies Magによると、国際空港評議会(ACI)は2041年に世界の航空旅客数が193億人へと増加すると予測している。

ACIが2月22日に発表した2022年の分析と2023年の見通しを伝えるレポートでは2022年が2019年比72%の65億人となったとしており、2041年の予測値を比較すると2019年からでは2.1倍超、2022年からはほぼ3倍にまで増加することになる。

貨物機を含めた航空機の発着回数は年間1.538億回となり、米国、中国、インドがそれぞれ全体の23%、16%、4%を占めて上位に名を連ねると見ている。

なお、2022年/2323年のレポートでは、昨年は国際線旅客が60%まで回復した一方、国内線は79%と先行していると指摘。地域別ではアジア太平洋は52%と遅れているがラテンアメリカ/カリブ海地域は91%にまで戻しているという。

2023年は全体で84億人となる予測。レポートでは予測に影響のあるリスクなどについても説明されている。