Travel Weekly Asiaによると、シンガポールのインバウンド市場が順調に回復しており3月に3月の渡航者数はコロナ禍となって初めて100万人を突破した。

シンガポール政府観光局(STB)のキース・タンCEOはSTBの業界イベントの場で、「2022年が再開と回復の年だったとすれば2023年は質を伴う成長の希求の再開する年としなければならない」とコメントしたといい、現時点では「慎重な楽観」であるものの、このままうまくいけば旅行観光産業は年内にコロナ禍以前の水準を回復できるとの見通しも示したという。第1四半期では290万人超が平均3.97日間滞在したとのこと。

「質を伴う成長」に向けては、「サステナビリティ」「革新的なマーケティング戦略」「旅行観光産業従事者のアップスキル」に取り組み、また「デスティネーションとしてのシンガポールをredefineする」「旅行者とreconnectする」「旅行観光産業にreinventする」の「3R」を掲げたという。

記事ではそれらの戦略の詳細や現地で進む再開発計画などについても詳しく説明されている。