ルフトハンザグループはこのほど、環境負荷に関して求められる対策の費用負担を価格に転嫁するため「environmental cost surcharge」を導入すると発表した。

EU27ヶ国と英国、ノルウェー、スイスを出発するグループ各社の運航便について、6月26日以降に発券される、来年1月1日以降の出発分の航空券すべてが対象となる。コードシェア便として販売される場合は対象外とのこと。購入地点についての言及はないが、サーチャージの額は路線や運賃によって1ユーロから72ユーロまで幅があり、具体学は予約ページで提示するという。

なお、欧州では環境対策についての規制が強化されているところで、広告などで自社の取り組みが実態よりも優れているように見せている(と判断される)「グリーンウォッシュ」についても締め付けが厳しくなっている