PhocusWireによると、アゴダはこのほどホテルが料金や在庫などをより自由に調整できるホールセールプラットフォームを立ち上げた。
「在庫がいつどこでどのように消費されるかについて、これまで以上にホテルがコントロールできるテイラーメイドでテクノロジー主導のソリューション」であるといい、需要と供給などのデータに基づいてよりダイナミックに料金を最適化でき、ホテルにとって流通の透明性とレベニューマネジメントの効率性を向上できるとのこと。
宿泊流通の世界では、「rogue rate(ならず者料金)」などと呼ばれる公式サイトの最低価格を下回るような宿泊料金が出回るのに対してホテル側の不満が高まっており、OTA側ではエクスペディアもホールセール事業を強化している。