Skiftによると、Knowlandの調査で米国で今年開催されている1日限りのビジネスイベントの件数が2019年比で57%も減少しているとの結果が出た。
1回あたりの滞在日数が増加傾向にあるためで、それ自体はMICE業界にとって好ましい変化であるものの、単日開催の減少による損失は補えていないという。
背景としては、コロナ禍でリモートワークが浸透したことで逆に面と向かって話す機会の重要性が増し、1日では足りなくなっていることが一因との分析。飛行機で集まってすぐに解散できるために人気だった空港ホテルを中心にビジネスのあり方が変化する可能性があるとしている。
このほか、レストランや文化施設、屋外のパティオなどこれまで主流でなかった会場でのミーティングが増加している傾向も見られるという。