中東系航空会社が健康パスポートアプリのテストを加速しているようです。数日前にエミレーツとエティハドがIATAトラベルパスの試験導入を発表したところカタールも追随、2社よりも先に始める意欲を示しました。対するエティハドは国際商業会議所などによるAOKpassも試していたりし、マイクロソフトなどと組んだコモンパス、それからアメリカンのVeriFLYやユナイテッドのTravel-Ready Centerなどを交えて群雄割拠の様相がますます強くなっています。

個人的には、何度か書いていますがとにかくさっさと普及させてほしいというのが切なる願いです。シンガポールの渡航でも色々な面倒を体感したのが一つの理由ですが、それよりも復路の陰性証明の文面が係員にいぶかしがられるほど簡素だったり、往路も10分くらいで完璧に偽造できるような程度でしたので、行く側と受け入れる側の両方が安心して往来を再開するためには確実な証明が必須になると確信しています。

おそらく3月くらいからより具体的なニュースが増えてくるはずですので、もう少しの辛抱です。