本日のトップ記事は、「香港でシンガポール旅行の検索が400%増」というものです。10月16日の配信分でお伝えしたように両国・地域ではレジャーを含めて往来が可能になる予定で、途端に検索が急増するということはそれだけ旅行への渇望が強くなっている表れでしょう。

英語では「pent-up demand」、日本語では直訳だと累積需要や抑圧需要、あるいは似たようなところでリベンジ消費という言葉もありますが、要するに「我慢」なのではないかと。そして我慢には限界があります。完全な回復は時間を要するとしても、ひとたび規制が緩和されれば文字通り堰を切ったように需要が顕在化することは間違いないはずです。