昨日はネット上での発言に伴う責任について考えを延べましたが、Twitterなどを見ていると匿名性もあって逆に「この人はこういう考え方なのね」ということがよく分かります。そして、AIを使えば例えば中道右派だとか急進左派だとか、好きな食べ物や音楽が何だとか、さらにネット上でどういう行動をしているかとかが相当細かく把握できるのだろうと思います。当然、個人と紐付けるのも不完全ではあってもおそらくさほど難しいことではなく、むしろそうしたリストがすでにあっても不思議ではないと思っています。
「管理社会」的なあり方への懸念は、現状では左寄りの方々により強く、逆の方々は少なくとも否定的ではないようです。私は少なくともこの点においては前者の考えであるわけですが、論点は後者の皆さんが支持できない立場の為政者が実権を握った時にも同じように賛成し続けられるのかという点でしょう。私は基本的にはどのような状況、政権であっても管理社会に反対ですが、逆のご意見の方には是非その理由をお聞きしてみたいものです。