アリタリアの歴史は10月14日までか、翌日から後継会社が運航へ
経営難のアリタリア-イタリア航空を巡っては、後継会社のITA(Italia Trasporti Aereo)が民間企業として設けられ、機材や人員などを引き継ぐ方向で調整が進められていたが、アリタリアブランドの扱いや空港発着枠などの権益の放棄を巡って欧州委との合意が得られずにいた。
今回ようやく合意に至ったといい、ミラノの発着枠の15%、ローマの57%を手放すことが決定。
10月15日に初便を運航する計画だが、新会社になってもアリタリア時代の予約は保護されるとのこと。
2022年までに旧アリタリア職員1万人のうち8550人を雇用し、機材は2021年に52機、2022年に78機、2025年に105機(うち81機は新世代の機材)の体制を目指す。
まだ正式決定ではないとの報道もあり。