HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsの集計で、欧州における第2四半期末時点でのホテル開業計画は、計画数が前年比1%減の1841件、客室数が1%増の29万6843室となった。

建設中の案件は1%増の934件15万2549室で、12ヶ月以内の着工予定は466件7万3739室。初期段階は441件7万561室となった。

国別では英国が345件5万2925室、ドイツが276件5万304室、フランスが169件1万9948室、ポルトガルが120件1万4510室、ポーランドが94件1万4074室などとなった。都市別では、ロンドン、デュッセルドルフ、パリ、リスボン、イスタンブールの順となっている。

ホテル企業別ではアコーが281件で最も多く、マリオットが218件、ヒルトンが205件、IHGが154件、ラディソンが55件で続いた。ブランド別ではハンプトン・バイ・ヒルトンが80件で最も多く、イビスやIHGのホリデイ・イン・エクスプレスなどが続いている。

なお、第2四半期の新規開業は168件2万4253室で、過去最高を更新したという。