CNBCによると、長年オーバーツーリズムに悩まされてきたベネツィアで。2022年の夏から訪問を予約制とし入場料を徴収する計画が進んでいる。

入場料はシーズンによって異なるが、3ユーロから10ユーロの間となる予定で、入場の管理は自動改札のような仕組みを取り入れる。住民やその親族、6歳以下の子供、地元ホテルの宿泊客は対象外という。

もともとは2019年の開始が目標となっていたが、コロナ禍もあって何度か延期されてきていた。

ベネツィアではコロナ禍で旅行者が減少した結果、運河の透明度が増して海洋生物の姿が多く見られるようになるなどしており、先ごろにはオーバーツーリズムへの対策の一環として大型客船の運航禁止も決定した。