ベネツィア、大型客船の運航禁止、オーバーツーリズム対策で
ベネツィアは月内にも世界遺産の危機遺産リストに登録される可能性が取り沙汰されており、そうした中でイタリア政府が8月1日から大型客船の運航禁止を決定した。
対象となるのはサンマルコ広場近くのラグーンとジュデッカ運河で、総トン数が2.5万トンを超える、または全長が530フィートを超える船、さらに環境汚染の懸念のある船などの運航が認められなくなる。
今後は、影響を受ける客船会社に対して臨時の停泊場所を設けるなど支援策も提供していくとのこと。