Travel Weeklyは8月30日、米国の主要な旅行会社でツアーの一部または全部をワクチン接種者に限定している会社のリストを公開した。

現時点では、Collette、G Adventures、Globus、Intrepid Travel、The Travel Corporationの5社が並んでおり、各社の状況も紹介されている。

例えばColletteは9月1日から来年4月30日までの海外ツアーはすべて接種を条件に設定。11月1日以降は国内ツアーも対象とする。一方G Adventuresでは、ワクチン接種を求めるツアーと求めないツアー(接種済みでも参加可能)を分けて展開している。

なお、Skiftによると、各国・都市で飲食店などの利用にワクチン接種を義務付ける動きが出ていることもあり、ツアーでの義務化も消費者の理解を得られているとのこと。

実際に、未接種で出発し旅行中の検査で陽性が出たり、検査結果の期限が数時間前に切れていて観光スポットに入場できないといったトラブルも発生しているという。