Reutersなどによると、ビル・ゲイツ氏が経営するカスケード・インベストメントの関連会社は来年上旬にフォーシーズンズホテルズ&リゾーツの株式の過半数を取得する計画だ。

もともと47.5%を保有しているが、サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子が率いるキングダム・ホールディング・カンパニーが保有する株式を22億ドル超を投じて買い取り、比率を71.3%にまで高める予定。

ゲイツ氏とビン・タラール氏、そしてフォーシーズンズホテルの創業者であるイザドア・シャープ氏は、2007年に30億ドル超を投じて同社を非公開化。その時点で運営していた施設数は74軒で、現在は121軒に増え進行中のプロジェクトも50超となっているという。