Event Manager Blogはこのほど、バーチャルイベントの開催時に参加者同士のネットワーキングを成功させるためのヒントを紹介する記事を掲載した。
バーチャルイベントは教育的コンテンツの配信には適しているがネットワーキングには向かないとの見方が根強く、ある調査でも回答者の9割がネットワーキングはライブイベントの方が優れていると回答したという。
しかし実際には適切なテクノロジーの活用などにより満足度は高められるという。
ポイントは、まずは参加者をよく知ることで、参加者同士がどの程度お互いを知っているか、参加目的は何か、などを理解し、最終的な成果を見据えてイベント内容をデザインすることが重要という。
また、参加者自身が希望するチャットを選べるようにするなど選択の自由も重要で、さらにチャットの人数もブレインストーミングなどが目的でなければ4名程度までに絞ることが有効。サプライヤーとバイヤーの人数バランスなどにも留意が必要だ。
このほか、アイスブレークの質問を提供する、本題に入るためのカウントダウンタイマーなどもポイントとなる。また、上から目線、攻撃的な表現などの問題行動を避けるためにガイドラインを用意し、周知することも必要。
さらに、事前にオリエンテーションのメールを送り、ネットワーキング中に取り上げるトピックやアイスブレーク用の質問などを知らせておくことも有効という。
ちなみにアイスブレーク用の質問は、例えば「これまでにあなたがした最も良いことは何?」「10年前に戻れるとしたらどうする?またその理由は?」「自分用のAIマネージャーを作れるとしたらどんな機能が欲しい?」などがおすすめとのこと。
記事では各項目についてより詳しく理由や具体策も紹介されている。