豪州で新たに就航を目指している航空会社「ボンザ」がサービス開始に向けて準備を進めている。
wsau.comによると、初年度には最大8機のB737MAXをリースで使用する計画で、来年第2四半期に2機または3機で国内線の運航を始めたい考え。
カンタス、ヴァージン、REXの3社と競合することになるが、ライバルたちが未就航、または供給不足のレジャー路線をターゲットに路線を展開し割安な運賃で需要を喚起、獲得していく計画だ。
これに対してカンタス航空のアラン・ジョイスCEOは「我々の縄張りは守る」と語るとともに、自社がこの18ヶ月間で地方路線の拡充を進めており、未就航や供給不足の路線はほとんどないとの考えを示しているとのこと。また、REXのジョン・シャープ副会長もAOCの取得などを考えると来春の就航は難しいと見ており、また計画自体が頓挫する可能性もあると見ているという。