Asian Aviationによると、シンガポール航空の輸送実績が回復傾向にある。

政府の「ワクチン接種完了トラベルレーン(Vaccinated Travel Lane、VTL)」が追い風となり、11月の旅客数は30万人を超えて前月から59.4%増加。座席供給量(ASK)も2019年比は63%減ではあるものの、前月比は10.6%増となった。ロードファクターは29.1%に留まったが前月比は9.2ポイント増、前年比は14.9ポイント増だった。

12月については、供給量が2019年比55%減まで戻せる見込みで、以前の見通しだった57%減を上回るペースで回復が進んでいるという。来年1月には53%減を想定している。