旅行中に手荷物を保管できるサービスを提供するBounceが集計した米国の航空会社ランキングで、米国の航空会社ではデルタ航空が1位となった。

定時到着率や苦情の発生回数、サービス、機内食、座席の快適性、機内エンターテイメント、無料受託手荷物の重量から10点満点で「エアライン・インデックス・スコア」を算出したもので、デルタ航空は8.9点。定時性で2位となったほか機内エンターテイメントなどで評価を上げた。2位以下はハワイアン航空の8.5点、ホライゾン航空の8.4点、アラスカ航空の8.1点、ジェットブルーの7.7点などとなった。

一方、対象の12社のうち最下位はスピリット航空で2.5点。11位はアレジアント航空の2.8点で、10位はアメリカン航空の4.2点、9位はユナイテッド航空の4.4点となっている。アメリカン航空とユナイテッド航空は苦情件数で他を圧倒したほか、定時性が6位以下となり、サービスなどでも巻き返せなかった。

このほか、ランキングでは米国から見た海外の航空会社も別にランキング化しており、ここでは全日空が9.6点を獲得して1位となった。2位はシンガポール航空の9.5点、3位は日本航空と大韓航空が9.2点、5位はカタール航空とエバー航空が9.0点などとなった。

同ランキングの特設ページでは、各社・各項目の具体的な数値も公開されている。