Travel Weeklyによると、スイスは12月20日からワクチン接種済み旅行者に求める陰性の検査結果について、PCR検査に加えて抗原検査の利用も可能とした。到着後7日目の検査も、ワクチン接種済みまたは感染から回復済みであれば免除する。
一方、フランスは英国からの旅行者の受入停止を決めており、国によってオミクロン株への対応が乖離する状況が止まらない。BBCは、措置が発効する直前に英国から渡仏しようとする人々がセント・パンクラス駅で長蛇の列を作っている動画を掲載している。
こうした対応の違いはイタリアやギリシャ、オランダなど各国でも見られており、ワクチン接種を前提とする往来緩和の前提を崩しかねないことから懸念が広がっている。