TTG Asiaによると、フィリピン政府観光省(DOT)は昨年11月5日から12月4日までの1ヶ月間、最大の市場である韓国で大手旅行会社7社と共同でパッケージツアーの先行販売キャンペーンを実施した。

コロナ前から人気の高かったボホール、ボラカイ、セブ、クラーク、マニラへのツアーを販売したもので、ツアーは利用フライトの運航が再開されてから1年間有効。合計で8940件の問い合わせがあり、3707件の予約に繋がったという。また、2022年に出発するインセンティブツアーを受注した旅行会社もあり、人数は2013人に達するという。

予約数は平常時からすれば「取るに足らない」レベルではあるものの、DOTは往来が制限されているなかで市場からの関心の高さを示していると見ており、今年も同様のキャンペーンを実施する予定だ。

なお、両国間ではトラベルバブルも交渉されているという。