PhocusWireによると、SiteMinderによるホテル客室流通についての調査でAirbnbが存在感を増している。

21の市場についてホテルにとっての収益源としての勢力トップ12を調べたもので、このうち17市場でBooking.comが首位を獲得。このほか、米国ではExpedia Groupが、インドネシアではTraveloka、フィリピンではAgodaが1位となった。

一方、Airbnbは12の市場に名を連ね、インドネシアと中東、スペインの3市場では新たにランクインした。カナダでは4位に入ったという。このほか直販も増加しており、トップ2に入った市場の数が12に達した。この数は2019年は2市場、2020年は5市場だったという。

一部のホールセラーも引き続き好調で、ホテルベッズは21市場すべてでトップ12に入ったほか、ウェブベッズのSunhotelsとDestinations of the Worldも9市場でランクインした。GDSはアジア、カナダ、メキシコ、オランダなど7市場で順位を2つ以上上げている。