TTGによると、バレアレス諸島の政府はデスティネーションとして完全に持続可能となる目標を掲げ、すべての観光事業者に取り組みを義務付ける予定だ。

全体の目標達成に向けて、各事業者がどのように貢献する予定化を示す循環型計画を持つことを義務付けるもの。また、ホテルのカテゴリやクラス分けを見直し、サステナビリティへの取り組みがより重要な役割を持つようにする。

ホテルについては、シンクやバスタブなどの蛇口への節水装置の設置が必須となるほか、使い捨てのバスルームアメニティは禁止され、さらにすべての紙媒体をQRコードに置き換えることも求められ、石油を燃料とするボイラーは天然ガスか電気によるものに交換する必要があるという。