ルフトハンザ・グループは5月4日、TMCのTripActionsと共同で中小企業向けの出張管理プラットフォーム「Lufthansa Group BusinessToGo」を発表した。
ドイツ、オーストリア、スイス、ベルギーで稼働したもので、航空券だけでなくホテルやレンタカー、鉄道など出張の様々な要素を一元的に予約、管理でき、PartnerPlusBenefitのポイントも獲得可能。NDCコンテンツも提供する。
基本プランとプレミアムプランを用意し、プレミアムプランでは他の航空会社によるオファーも利用できるようになり、プラットフォームの設定に関するサポートなども充実する。
コロナ禍では、多くの航空会社が出張需要の低迷とレジャーの回復先行を想定して事業戦略を立てており、ルフトハンザも上級クラスのシートを多く備える大型機を退役するなどしてきたが、今回は改めて出張需要への取り組みを強化することになる。
>Skiftによると、ルフトハンザはさらにベルリン、ミュンヘン、バルセロナ、シンガポール、ニューヨークの5都市について、3ヶ月間限定で仕事や会議用のスペースを予約できるLufthansa Global Spacesもテスト。良好な結果が得られれば、さらに都市を追加していくと見られる。