Travel Weeklyによると、アメリカン航空CEOは第1四半期の決算発表で出張需要が2019年比80%のレベルまで回復していると説明した。

大企業は約50%に留まっているが中小企業がほぼ完全回復。第2四半期には90%まで戻って黒字化に貢献するとの予想だ。

出張需要の回復については、休暇を伴う「ブレジャー」型の予約も増えているといい、従来は20%から25%だったところからこの半年程度は50%から55%に増加しているという。そしてこうした予約のイールドは純粋な出張よりも15%から25%低い傾向にあるが、流通コストの低いチャネルや割引の対象外であることが多く、業績改善に貢献しているという。

なお、アメリカン航空はターゲットとする客層を出張者だけでなく多様化しており、混乱を指摘する声もある。