PhocusWireによると、旅行分野でNFTの活用を目指すスタートアップが新たに2社登場した。

1社はでPicoNFTで、旅行会社や宿泊施設などがNFTを作って販売できるプラットフォームを構築。また、企業はロイヤルティプログラムと組み合わせて、特典付きのNFTとして活用することもできるという。

一方、Legendsはアプリでユーザーの写真などのデータをNFTに変換。そのNFTがユーザー固有の「旅のDNA」として旅行履歴を可視化。Legendsのコミュニティを利用する会員権としても機能するという。

Legendsの共同創業者兼CEOは「従来の旅行プラットフォームはプロバイダーのために構築されていて現代の旅行者のためのものではない」のに対し、「最高の技術とコミュニティを組み合わせ、旅行の体験を形のある共有可能で収益化可能な資産に作り変える」と説明。収益化については自分のNFTによる推薦が予約に結びついた場合に報酬を得られる仕組みという。

記事では各サービスの概要や背景などについても説明されている。

なお、PicoNFTのような活用方法については、「旅行デスティネーションとNFTの関わり方の未来とは?」の記事でも紹介している。