Cruise Industry Newsによると、米CDCは7月18日にコロナ禍で続けていたクルーズ客船向けのプログラム「COVID-19 Program for Cruise Ships」を終了した。
ワクチン接種や乗船前検査などについて一律の対応を求める仕組みから、各社が独自の基準で運用できるようにするもの。客船内でのコロナ感染を軽減、管理するための新しいガイダンスは近日中に公開する予定という。
また、プログラムでは客船内での感染者数を追跡し専用ページで公表してきたが、更新を終了している。
なお、Travel Weeklyによると、カーニバルコーポレーションのアーノルド・ドナルドCEOは、CDCの決定は「世界がウイルスと共存することで管理することを学んでいることを示すもの」と歓迎し、クルーズが他の旅行形態と同様に扱われるようになったと喜ぶコメントを発表している。