TTG Asiaによると、インドネシアでは世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡群とコモド国立公園の保護のため立入制限と入場料の値上げを計画している。
ボロブドゥールでは、2019年には年間370万人、毎日1万人以上が訪れたが、新たにオンライン予約と1日1200人の入場制限を導入。
コモドでは、オンライン予約を容易化する一方、1人1回あたり15万ルピア(約1400円)から25万ルピアとしていたところから、年間パス形式で1人あたり375万ルピア(約3.4万円)を課す予定。
こうした方針に対し、旅行観光産業からは保護の必要性は全面的に指示しつつも、入場料の引き上げによる効果を疑問視する声があがっているという。