SensorTowerが7月末に発表した米市場における旅行アプリのダウンロード状況で、ダウンロード回数は延べ1.37億回となって2019年を18%上回った。

App Storeが940万回、Google Playが430万回。第2四半期の合計ダウンロード回数を2019年から順に並べると、1.16億回、600万回、1.16億回、1.37億回となる。

分野別ではバケーションレンタルが最も好調で、2019年比でも105%増の800万回。また旅行予約アプリも64%増の830万回となったほか、航空会社のアプリは36%増の1310万回となった。

これらの長距離旅行に関わるアプリが人気となった一方、近距離旅行用のダウンロード数はコロナ前の水準を下回っている状況。ただし、その中でもシェアは大きく変動しており、2019年に電動スクーターシェアで市場シェア44%を占めたLimeは28%に減少した一方、競合のBirdは35%から37%に拡大。またSuperpedestrianのLinkも2020年1月の稼働で初年度は2%だったが8%へと成長した。