wmur.comによると、米国で共和党系の州知事17人が8月11日にバイデン大統領に対し共同で書簡を送り、入国者に対するワクチン接種義務を撤廃するよう訴えた。
接種義務が経済にダメージを与えているとし、世界では72ヶ国(※別の集計では8月22日現在76ヶ国)が検査だけでなくワクチン接種も不要としていることにも言及したという。
Travel Off Pathによると、米CDCは「CDCが勧めるコロナ感染予防策においてワクチン接種の有無による内容の違いはもはや設けない」と明言している一方で、入国者には接種を義務付けているところ。
しかし、CDCは入国の条件としてブースター接種は不要としているが、2回目の接種から時間が経てば抗体量は感染からの回復歴のある未接種者と変わらなくなる場合もあり、この点でも接種の有無による明確な差はなくなることから義務は無意味と主張されている。